神社奉拝

官国幣社巡りの記憶

高良神社の摂末社

福岡県久留米市に鎮座する高良神社

その摂末社を紹介する。

 

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ご神紋は「横木瓜」(ご神紋の画像は家紋市場より)。

 

 

摂社・末社

高良御子神

摂社。本殿南側に鎮座。祭神皇子9柱を祀る。例祭11月13日。写真左側。

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真根子神社

末社。本殿南側に鎮座。武内宿禰の忠臣・壱岐真根子を祀る。写真右手手前。

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愛宕神社

末社。二の鳥居から三の鳥居までの車道沿いに鎮座。

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印鑰神社

末社。本殿背後に鎮座。武内宿禰命を祀る。

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鏡山神社

二の鳥居から三の鳥居に至る参道沿いに鎮座。

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奥宮

境内から歩いて20分ほど。霊水が湧く。

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アクセス

バス

自動車

 

 

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出典

神道大辞典』平凡社昭和12年

高良大社パンフレット

 

公式ホームページ:

www.kourataisya.or.jp

 

 

平成27年(2015年)9月14日奉拝。

「神社奉拝」Twitter開設

即位礼を記念して、

当ブログのTwitterアカウントを開設します。

 

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当ブログの更新情報、記事掲載神社の例祭日の発信等に活用する予定です。

 

 

アカウント画像はこちらの4社から。

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即位礼、装束や威儀の物について少し知るだけでも興味が深まっていきます。

 

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高良神社

福岡県久留米市に鎮座する神社。

式内名神筑後国一宮、旧国幣大社

高良玉垂命 を主神とする。

 

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ご神紋は「横木瓜」(ご神紋の画像は家紋市場より)。

 

 

参道と境内

境内まで

耳納山地の西端・高良山中腹に鎮座する古社。

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一の鳥居

最初の鳥居は県道750号線上に。一般的な明神鳥居ではあるが額が鳥居に対して大きめ。明暦元年(1655年)久留米藩第2代藩主 有馬忠頼が寄進。

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社号標

昭和3年(1938年)6月とある。

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御手洗橋・放生池

安永年間(1772 - 1780年)に久留米藩が元々谷であったこの地を整備し放生池を営んだ。享和3年(1803年)に石橋ができた。

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二の鳥居

昭和44年、江崎柾らをはじめとする多数の寄進による鳥居。徒歩では山道をしばらく進むことになる。道中目にする神籠石は、古代山城跡であり史跡に指定されている。自動車で三の鳥居まで進める道も整備されている。

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高良山本坊跡

比叡山延暦寺の末寺であり、「鎮西9ヶ国の天台総本山」と称された。明治2年(1869年)神仏判然令により廃寺。久留米藩知事 有馬頼咸公の住居、次いで筑後国中教院高良神社社務所、のち高良神社宮司官舎として永く利用された。

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境内 

三の鳥居

両部鳥居の形式。

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由緒書

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手水舎

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社務所

昭和40年(1965年)建設の高良会館。6階は展望台にもなっている。

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授与所

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祈祷殿

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高良大社宝物館

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獅子狛犬

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中門

拝殿正面にある平唐門。檜皮葺。安永6年(1777年)久留米藩第7代藩主 有馬頼憧が寄進。

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拝殿

正面5間、側面3間、廻縁勾欄附、正面に3間の向拝を付加する。屋根は入母屋造平入で、向千鳥破風を起こし、向拝に軒唐破風を飾る。杮葺。

万治2年(1659年)から同4年にかけ、久留米藩第3代藩主 有馬頼利の寄進により造営された。 国指定重要文化財

 

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庇下

正面3間、側面3間、屋根両下造、床を正殿及び拝殿より低く張る。国指定重要文化財

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正殿

正殿と拝殿を庇下で連結した権現造。万治3年(1660年)の再建と伝わる。

正面3間、側面3間、内部は奥部一間通内陣、前方2間通を外陣とし、内陣正面3戸前、外陣1戸前、左右間は蔀戸建、廻縁勾欄付、縁腰組を4手先に構え、柱頭組物は和様2手先、屋根入母屋造平入である。檜皮葺。国指定重要文化財

当社の南東側に位置する高良山を神体山とするためか、北西を向く。

 

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摂社・末社

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神社概要

鎮座地:福岡県久留米市御井

社格:式内名神筑後国一宮、旧国幣大社

主神高良玉垂命

左相殿八幡大神

右相殿住吉大神

例祭:10月13日(10月9日)。

 

由緒 

延暦14年(795年)桓武天皇従五位下を授ける。

弘仁9年(818年)嵯峨天皇名神に預かる。

承和7年(840年)仁明天皇従五位上に叙す。

承和8年(841年)正五位下に進む。

嘉祥元年(848年)従四位下を加える。

嘉祥3年(850年)文徳天皇従四位上に陞る。

仁寿元年(851年)正四位下に、のち従三位に陞叙せらる。

斉衡2年(855年)位田4町を加える。

天安元年(857年)本神及び豊比咩神に封戸位田を充て奉る。

天安2年(858年)5月、正殿災いに罹り、位記皆焼損なわれたるを以って、旧文を勘えしめて、正三位を賜い、神封27戸を充つ。

貞観元年(858年)清和天皇従二位に叙す。

貞観6年(863年)正二位に叙す。

貞観11年(869年)従一位に叙す。

延喜の制、名神大社に列せらる。

天文14年(1545年)大友義鎮(宗麟)社殿を造営す。

天正14年(1586年)豊臣秀吉九州征伐の時社領を没収す。

慶長元年(1596年)豊臣秀吉荒廃を恐み朱印1000石を寄す。

爾後、領主小早川氏、藩主有馬氏等の崇敬渝ることなし。

明治4年1871年)5月14日、国幣中社に列格。

大正4年(1915年)11月10日、国幣大社に昇格。

昭和23年(1948年)神社本庁別表神社に列格。

 

アクセス

バス

自動車

 

 

 

出典

神道大辞典』平凡社昭和12年

高良大社パンフレット

 

公式ホームページ:

www.kourataisya.or.jp

 

 

平成27年(2015年)9月14日奉拝。

北野神社

京都府京都市に鎮座する神社。

二十二社(下八社)。旧官幣中社

菅原道真 主祭神とする。

太宰府神社と並び、道真を祀る神社(天満宮)の宗祀。

 

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ご神紋は「星梅鉢」(ご神紋の画像は家紋市場より)。

 

 

 

参道と境内

境内まで

京都市を南北に走る御前通沿いに鎮座する。学問の神様として、福岡県の太宰府神社と並び名高い。観光客も多く、そのためか停車中のタクシーも多い。

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鳥居から楼門まで  

一の鳥居

一般的な明神鳥居である。大正10年10月の建立。

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獅子狛犬

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二の鳥居

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三の鳥居 

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楼門の内側

楼門

額には「文道大祖 風月本主」の文字。平安時代中期の学者・慶滋保胤大江匡衡らが菅原道真を讃えた言葉。

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手水舎

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近くには、さすると対応する体の症状が快方に向かうとされる「撫で牛」が。

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中門(三光門)

中門は四脚唐門。明治31年(1898年)に建立。重要文化財

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拝殿

慶長12年(1607年)に豊臣秀頼が造営。

桁行7間、梁行3間入母屋造、本殿の間に2間の石の間があり、拝殿の東西には3間に2間の楽の間(入母屋造)が連接している。素木造。長押上は極彩色である。檜皮葺。国宝。

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本殿

慶長12年(1607年)に豊臣秀頼が造営。

桁行5間、梁行4間、中の3間に2間を内内陣とし、その周囲を内陣とする。拝殿とは石の間(先述)で連接される。これらの高低ある屋根が結合せられて一体になっているので、これを八棟造といい、また権現造とも称している。素木造、内陣黒漆塗、勾欄朱漆塗で長押上は極彩色。東西北には透塀を巡らし、北面中央に後門(平唐門)を開く。檜皮葺。南を向く。国宝。

 

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社務所

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楽殿

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宝物殿

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摂社・末社

地主社

本殿北側に鎮座。天神地祇を祀る。摂社。

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老松社

本殿北側に鎮座。菅原道真の侍臣、島田忠臣を祀る。摂社。

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福部社

楼門から中門に至る参道左側に鎮座。菅原道真の侍臣、十川能臣を祀る。摂社。

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太夫

楼門から中門に至る参道右側に鎮座。神宮禰宜・渡会春彦を祀る。摂社。

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火之御子社

楼門から中門に至る参道右側に鎮座。末社

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伴氏社

一の鳥居から楼門に至る参道、三の鳥居手前左側に鎮座。末社

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文子天満宮

本殿北東側、境内の隅に鎮座。末社

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七社

那伊鎌社・一拳社・周枳社・宰相殿社(菅原輔正・道真四世孫)・和泉殿社(菅原定義・道真六世孫)・三位殿社(和泉殿次子)・大判事社

本殿西側に鎮座。宰相殿社・和泉殿社は摂社。

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八社

福部社・高千穂社・安麻神社・御霊社・早鳥社・今雄社・貴布禰社・荒神

本殿西側に鎮座。

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十二社

寛筭社・大門社・橘逸勢社・藤大夫社・文大夫社・淳仁天皇社・太宰少貮社・老松社・白大夫社・櫻葉社・吉備大臣社・崇道天皇社

本殿北側に鎮座。

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四社

夷社・松童社・八幡社・若松社

本殿西側に鎮座。

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文子社・神明社

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影向松

一の鳥居をくぐってすぐ右手に、石の玉垣で囲まれた一本の松。当宮の創建からこの地にあると伝わる御神木。立冬から立春前日までに初雪が降ると御祭神が降臨され、雪見を愛でながら詩を詠まれるという伝説があり、現在でも初雪が降った日には、硯と筆と墨をお供えして「初雪祭」の神事が行われる。

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神社概要

鎮座地京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町

社格二十二社(下八社)、旧官幣中社

主祭神菅原道真

相殿東座:中将殿(菅原公長男 右少弁高視朝臣

相殿西座:吉祥女(菅原北の方)

例祭:8月4日

 

由緒 

天慶5年(942年)右京七条坊に住む多治比文子信託により宮地を右近馬場に画して火雷天神を祀る。

天暦元年(947年)近江比良の神官良継の子に託宣があったので、文子、良継および北野朝日寺の僧最珍らが現社地に神殿を造立して天満天神と崇め祀った。

天徳3年(959年)藤原時平の弟忠平の子、右大臣師輔、神殿屋舎を造増し、神宝諸物を奉った。

永延元年(987年)一条天皇、皇太后宮の典侍に神教があったので、更に神殿を改造せられ、初めて北野祭を行わせて官幣を奉奠せられた。

正暦5年(994年)炎天うち続いたために伊勢、石清水などの16社に新たに吉田、廣田、北野の3社を加えて19社と定め、祈雨の奉幣があった。

寛弘元年(1004年)一条天皇初めて行幸せらる。

寛弘7年(1010年)明年三合の厄に当たるので特に神宝、東遊を奉らる。

この後賀茂、石清水などの諸大社と共に22社の一に列し、王城の鎮護として歴朝の珠遇を蒙り、行幸御行のこと度々あり。摂関以下大臣公卿らの社参、参籠、祈願など絶えず、文教の祖神として崇められる。

徳川将軍家は500石の朱印領を献じ、維新までは曼殊院宮を以って別宮とせられた。

明治3年(1870年)2月9日 神祇官勅祭社(中祭)に列格。

明治4年1871年)5月14日 官幣中社に列格。

昭和23年(1948年)神社本庁別表神社に列格。

 

アクセス

鉄道

バス

自動車

  • JR京都駅から 自動車20分

 

 

 

 

出典

神道大辞典』平凡社昭和12年

 

公式ホームページ:

www.kitanotenmangu.or.jp

 

 

平成30年(2018年)3月15日奉拝。

【官国幣社の例祭日】9月篇

国幣社のうち、9に例祭日を迎える神社をまとめている。

 

32社がここに社名を連ねる。

9月15日に石清水八幡宮鶴岡八幡宮藤崎八旛宮千栗八幡宮と、八幡宮系の神社が並ぶのが印象的。

9月には「秋分の日」が祝日として定められ、宮中では春季皇霊祭とされ天皇陛下御親ら歴代天皇・皇后・皇親等の神霊のお祭りを執り行われ、神宮、諸社では遥拝が行われる。

 

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写真は 神宮ホームページ より

 

 

9月1日

鹿島神宮 (官大、茨城県

 

9月4日

気比神宮 (官大、福井県

 

9月9日

生国魂神社(官大、大阪府

志賀海神社(官小、福岡県)→10月第2月曜日

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大洗磯前神社(国中、茨城県)→8月25日

 

9月11日

都々古別神社(国中、福島県・馬場)

 

9月13日

竈山神社 (官大、和歌山県

住吉神社 (官小、福岡県)

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玉前神社 (国中、千葉県)

高瀬神社 (国小、富山県
  

9月15日

石清水八幡宮(官大、京都府

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石上神宮 (官大、奈良県)→10月15日

鶴岡八幡宮(国中、神奈川県)

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伊佐須美神社(国中、福島県

新田神社 (国中、鹿児島県)

藤崎八旛宮(国小、熊本県

千栗八幡宮(国小、佐賀県

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9月16日

田島神社 (国中、佐賀県

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9月18日

豊国神社 (別官、京都府

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9月19日

霧島神社 (官大、鹿児島県)

生島足島神社(国中、長野県)

駒形神社 (国小、岩手県

 

9月20日

寒川神社 (国中、神奈川県)

 

9月21日

白峯神宮 (官大、京都府

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9月22日

井伊谷宮 (官中、静岡県

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9月25日

玉祖神社 (国中、山口県

水無神社 (国小、岐阜県)→5月2日

佐太神社 (国小、島根県

  

9月26日

日前神宮 (官大、和歌山県

国懸神宮 (官大、和歌山県

 

9月27日

吉野神宮 (官大、奈良県

 

9月28日

英彦山神社(官中、福岡県)

  

 

官大は「官幣大社」、国大は「国幣大社」、

官中は「官幣中社」、国中は「国幣中社」、

官小は「官幣小社」、国小は「国幣小社」、

別官は「別格官幣社」を表している。

赤字は勅祭社。

 

 

※ リンクは記事を作成次第更新する予定。

井伊谷宮

静岡県浜松市に鎮座する神社。

官幣中社

後醍醐天皇の皇子、宗良親王 を祀る。

建武の新政に尽力した皇族・武将を祀る建武中興十五社の1社。

 

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ご神紋は「十六八重菊」(ご神紋の画像は家紋市場より)。

裏紋を李花としている。

 

 

参道と境内

境内まで

浜松市中心部から17kmほど離れた郊外、井伊谷川と神宮寺川が交わる地点の北側、神宮寺川のほとりに鎮座する。

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社号標

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鳥居

貫を貫通させない中山鳥居。素木造り。

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境内  

獅子狛犬

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絵馬史料館

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手水舎

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中門と鳥居

中門は神明造四脚門、鳥居は中山鳥居。

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社務所

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祈祷控殿 

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拝殿

舞殿形式、正側面とも3間入母屋造妻入檜皮葺。

と『神道大辞典』にはあるが、銅板葺であるように見える。維持管理に耐えられず、変更があったのであろうか。

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本殿

神明造、正面3間、側面2間。東を向く。千木は外削ぎ、鰹木は9本。背面に御墓がある。

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権殿

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摂社・末社

井伊社

本殿西側に鎮座。井伊道政と井伊高顕を祀る。摂社。

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宗良親王

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慈母観音像

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神社概要

鎮座地静岡県浜松市北区引佐町井伊谷

社格:旧官幣中社

祭神宗良親王

例祭:9月22日

 

祭神

宗良親王

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後醍醐天皇第8の皇子、初め尊澄法親王と称せられ、還俗して宗良と改めさせらる。

後醍醐天皇の北条氏を図り給うや御兄護良親王と共に之に与り、元弘元年(1331年)北条氏に捕らえられ、翌2年讃岐国に流され給う。同3年北条氏滅ぶや京都に還り再び天台座主となり給う。延元元年(1336年)尊氏叛するや、遠江国井伊城に走り、同3年北畠顕家と共に入京せられたが、その秋再び吉野より井伊城に赴き東国を経営し、征東大将軍となり給う。興国4年また城陥り越後に赴き、爾来駿河信濃、甲斐、美濃、越中、越後の間に往来、遂に多難の中に薨じ給う。

 

護良親王を祀る神社

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由緒 

明治元年(1868年)親王御終焉の地と伝えられる龍潭寺域内に御宮御造営の儀仰せ出され、彦根藩井伊直憲(井伊氏第35代当主)は曩祖行直(井伊氏第9代当主)、高顕父子共に親王を補佐し奉った縁故により造営に尽くす。

明治5年(1872年)鎮座祭を執行。

明治6年(1875年)6月9日 官幣中社に列格。

昭和23年(1948年)神社本庁別表神社に列格。

 

アクセス

バス

自動車

 

 

 

 

出典

神道大辞典』平凡社昭和12年

井伊谷宮パンフレット

 

公式ホームページ:

www.iinoyaguu.or.jp

 

 

平成28年(2016年)9月4日奉拝。

【官国幣社の例祭日】8月篇

国幣社のうち、8月に例祭日を迎える神社をまとめている。

 

19社がここに社名を連ねる。

8月15日に鹿児島神宮筥崎宮、函館八幡宮と、八幡宮系の神社が並ぶのが印象的。

神宮では皇大神宮豊受大神宮共に8月4日に風日祈祭が行われている。風日祈祭は、農作物の成育期にあたり、天候が順調で風雨の災害もなく五穀の稔りが豊かであるよう、御幣を捧げて祈る祭り。

 

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写真は 神宮ホームページ より

 

 

8月1日

氷川神社 (官大、埼玉県)

諏訪神社下社(官大、長野県)

岩木山神社(国小、青森県

箱根神社(国小、神奈川県)

 

8月3日

八代宮  (官中、熊本県

 

8月4日

北野神社 (官中、京都府

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8月5日

海神神社 (国中、長崎県

 

8月10日

安房神社 (官大、千葉県)→8月7日

 

8月13日

大鳥神社 (官大、大阪府
  

8月15日

鹿児島神宮(官大、鹿児島県)→旧暦

筥崎宮  (官大、福岡県)→9月15日

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函館八幡宮(国中、北海道)

戸隠神社 (国小、長野県)

 

8月16日

三島神社 (官大、静岡県

 

8月20日

鎌倉宮  (官中、神奈川県)

 

8月23日

樺太神社 (官大、樺太庁

 

8月25日

太宰府神社(官中、福岡県)→9月25日

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藤島神社 (別官、福井県

土佐神社 (国中、高知県

  

 

官大は「官幣大社」、国大は「国幣大社」、

官中は「官幣中社」、国中は「国幣中社」、

官小は「官幣小社」、国小は「国幣小社」、

別官は「別格官幣社」を表している。

赤字は勅祭社。

 

 

※ リンクは記事を作成次第更新する予定。