西寒多神社
西寒多神 を主神とする。
この地方の古社。
ご神紋は「十六八重菊」(ご神紋の画像は家紋市場より)。
参道と境内
境内まで
本宮山の麓、寒田川の畔に鎮座する古社。
社号標
昭和8年(1933年)10月とある。
鳥居
寒田川に架かる万年橋を渡ると鳥居が出迎える。
一般的な明神鳥居である。昭和2年4月建立。
境内
手水舎
社務所
神楽殿
相撲場
獅子狛犬
拝殿
正面3間、側面2間、廻縁勾欄附の舞殿風の建物で、長押下吹放、上に竹之節欄間を繞らせる。屋根は入母屋造平入で正面に千鳥破風及び軒唐破風を付す。
檜皮葺素木造と『神道大辞典』にはあるが、銅板葺であるように見える。維持管理に耐えられず、変更があったのであろうか。
精霊殿
中門
切妻造妻入方1間、背面に扉を付す。
本殿
3間社流造、棟に千木、鰹木あり、身舎四方縁勾欄を繞らし、正面中央を扉、左右の間を蔀戸とし向拝木階は3間幅一杯の広さにとっている。当社の南側に位置する本宮山を神体山とするためか、北を向く。
檜皮葺素木造と『神道大辞典』にはあるが、銅板葺であるように見える。維持管理に耐えられず、変更があったのであろうか。
摂社・末社
繰生社
東参道を挟むように鎮座。
大分社・天神社
本殿西側に鎮座。
厳島社
境内東側に鎮座。
合併社
境内西側に鎮座。隣には日露戦争の記念碑も。
遥拝所
観音堂
境内入り口近くの西側に鎮座。
神社概要
主神:西寒多神
配祀:月読尊、天忍穂耳命、応神天皇、神功皇后、武内宿禰、大直日神、神直日神、天児屋根命、伊弉諾大命、伊弉册大神、大歳神、倉稲魂神、天思兼神、経津主神、軻遇突智神
例祭:4月15日
由緒
延喜の制、大社に列し新年の国幣に預かる。
弘安8年(1285年)神田およそ246町を有した。
アクセス
バス:
- 大分バス ふじが丘南バス停から 徒歩15分
自動車:
- JR敷戸駅から 自動車9分
出典
西寒多神社パンフレット
公式ホームページ:
平成26年(2014年)8月23日奉拝。